総菜店「魚味撰」、弁当の消費期限改ざん　東武船橋店

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東武百貨店船橋店（千葉県船橋市）にテナントで入る総菜店「魚味撰（うおみせん）」が、消費期限の表示を改ざんするなどして弁当を販売していたことが、東武船橋店への取材で分かった。東武船橋店は２日、魚味撰に営業自粛を指示。今のところ健康被害の報告はないという。

　魚味撰は全国約６０カ所で総菜店を展開する総菜会社「富惣（とみそう）」（堺市）のブランド。

　東武船橋店によると、魚味撰は２月２０日ごろから今月２日までの間、社内の規定で７時間とされている弁当の消費期限を１２時間にして表示したり、当日に使い切らなければならない総菜を翌日も弁当に入れたりして売っていたとされる。

　今月２日に内部告発が百貨店側にあった。魚味撰は聞き取りに対し、「無駄を減らしたかった」などと説明したという。船橋市保健所は８日に報告を受け、東武船橋店に口頭で改善を指導した。食品衛生法上の違反はなかったという。

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