女性の受章者数は過去最多で、初めて２００人を超えた。２９日に発令される。

　学術や研究、芸術、スポーツなどの分野で活躍した人に贈られる紫綬褒章には、ソチ五輪フィギュアスケート男子で金メダルを獲得した羽生はにゅう結弦ゆづるさん（１９）や、ＮＨＫ連続テレビ小説「あまちゃん」に出演した俳優の宮本信子（本名・池内信子）さん（６９）、歌舞伎俳優の坂東玉三郎（本名・守田伸一）さん（６４）ら２３人が選ばれた。

　人命救助に尽力した人への紅綬褒章は４人と２団体、社会奉仕活動に尽くした人への緑綬褒章は１３人と２１団体が選出された。それぞれの職業一筋に励んだ功績をたたえる黄綬褒章は１７７人、教育や福祉など公益に尽くした人への藍綬褒章は４６７人だった。