昨年のドラフト1巡でバッファロー・ビルズに指名されたクォーターバック（QB）E.J.・マニュエルの1年目は、何度も故障に苦しめられたシーズンだった。そのため彼の耐久力に不安を抱き、チームの将来を任せるQBとしての適性を疑う声もあった。

　しかし、同僚のランニングバック（RB）C.J.・スピラーは、今期にマニュエルが飛躍することを期待しているようだ。現地12日、スピラーは「E.J.は僕らが望む場所（スーパーボウルへ）導いてくれる。僕たちもそれができると信じている」とコメントしている。

　今季のビルズは、全体4位指名でワイドレシーバー（WR）サミー・ワトキンスを指名。ワトキンスは、マニュエルのメインターゲットとして活躍することが期待されている。また地上戦では、スピラー、フレッド・ジャクソン、ブライス・ブラウンの3名が先発争いを繰り広げている。RBの層の厚さは、リーグでもトップクラスと評価されている。

　チームメイトに恵まれた今、マニュエルの真価が問われるシーズンとなるだろう。